「意識高い系」の『系』

またまた就職活動で、考えさせられたこと。
 
 
 
現在の就職活動では、大学が就活生に向けて手厚いサポートしてくれる。
 
年に何回ものマナー講座・自己分析や面接セミナーが開催される。それを売りにしている大学だって増えつつあるから、学生は「どこかにいい企業、ホワイト企業に就職するのが目的で大学にいる」って思い始めてしまうのだと思う。ただ、教育機関はキャリアデザインの描き方を教える必要があるとも思うので、なんとも言えない、大学を皮肉ることも出来ない。そもそも就活中に大学からたくさんの恩恵を受けた私は、こんなこと言えないんだけど。いや、ほんと、大学、ありがとう!
 
 
 
話がだいぶ逸れた。
 
 
私は、本当に就職活動が怖くて怖くてたまらない学生だったから(正確にいえば今もそうだけど)
大学が実施してくれる就活セミナーには、全て欠かさず参加した。
そういったこともあってか、「けいって意識高い系だね」と揶揄されることがあった。
 
就活に限ったことではなく
何かに真面目に取り組んでいる人を「意識高い系」と呼ぶ。
 
 
意識高い系って何だ
 
 
「意識高い系」という言葉には
「芸能人とかスポーツマンとか俳優とか、有名人には使用されない」という特徴がある。
一般人が真面目に取り組んでいる時にのみ使われるように思う。
 
使用される側としては、特に意識して取り組んだわけではないし、
ただ淡々と物事をこなしている、必要とされることをやっているだけなので、
「意識が高い」と言われるのもなんだかなーと思うのだ。
 
あと、「意識高い『系』」っていう 『系』で
よくわかんない系統にまとめ上げられるのに腹が立つ。
 
なんだ『系』って。
なんの『系』なのでしょう。
 
真面目に取り組んでいるだけなのに、
『系』にまとめられることで、何だか無性に馬鹿にされたような気がする。
 
 
つまり私が言いたいのは、
 
「意識高い系」に属する人たちは
そういった言葉で括られるのすら気にしちゃうぐらい真面目な人も多いので、
何気なく発する際も注意が必要だと思う。
 
 
 
 
 
こんなことで腹を立てちゃうぐらい「真面目」だから
『系』でまとめられちゃうのかもしれない。
 
いつか『系』にも分類されないようなぐらい
頑張り突き抜けるひとでありたいなあ